Microsoft 認定試験の DP-203 Azure Data Engineer Associate 試験に合格したのでメモ。
スコアは 873 点で合格。※合格ラインは 700 点
英語版試験を受験した。
1. 俺のバックグラウンド
・仕事で SQL と英語を使う。
・日常使ってる DB は PostgreSQL, DW は BigQuery, ETL/workflow は Airflow
・Spark (Scala) は前の職場で使ってた。
・Google 認定プロフェッショナルデータエンジニア資格を持ってる
・Azure は仕事で使った事ない
・SQL Server (on-prem) は半年前から仕事で触りだした
2. 勉強した事
勉強始めてから受験して合格するまで2ヶ月の間ににやった事
Azure サインアップ
これは当然やるわな。
サインアップして30日間使える 200 ドルのクレジットをありがたく使う。
Azure Synapse が結構お金掛かるので、最初の30日で集中的にハンズオンをした。
Udemy のコース
これの評判が良かったのと、ちょうどセールしてたので購入。
DP-203 – Data Engineering on Microsoft Azure 2021 | Udemy
講師は Alan Rodrigues という方で、すごい解説が丁寧。
英語字幕を ON にしてたので、内容は 100% よく分かった。
そして模擬試験の内容が実際の試験に近くてとても参考になった。
これが合格できた一番の要因と言える。
オフィシャル模擬試験
勤め先が Microsoft パートナー企業なのでMS公式の模擬試験を無料で30日間受ける事が出来た。
Official Practice Test DP-203: Data Engineering on Microsoft Azure
MeasureUp という会社のラーニングプラットフォームなんだが、ここの模擬試験は UI が実際の試験の画面に似てる。
特に、「正しい手順を選ぶ」という問題が試験で数問でるんだけど、オフィシャルの模擬試験がとても参考になった。
Amazon で買った問題集
220 Questions and Answers of DP-203 Certification Exam: Data Engineering on Microsoft Azure (English Edition) という Kindle で読める問題集。
これも実際の試験に近い問題がちょいちょい載ってた。電車移動中とか暇なときに スマホ/タブレット で読んでた。
Whizlabs の模擬試験
年間99ドルで学び放題のサービス。
会社の同僚に勧められて入った。
Microsoft Azure Exam DP-203 Certification – Whizlabs
で、この↑のコースの模擬試験だけやった。
CosmosDBとかADLS Gen1とかニッチな質問がちょいちょいあって、参考程度にはなった。
3. その他
その他やっといてプラスになったものなど。
Microsoft Learn のコンテンツ
Microsoft Certified: Azure Data Engineer Associate – Learn | Microsoft Docs
長ったらしいというか冗長的というかすんなり頭の中に入って来なかったけどやはりオフィシャルの情報は必要なので、サラッと流す程度にやった。
ディメンショナルモデリング
ラルフ・キンボール著の The Data Warehouse Toolkit: The Definitive Guide to Dimensional Modeling は読まなくても良いけどディメンショナルモデルが何かを知っておく必要あり。
Fact テーブルと Dimensionn テーブルで構成されたスタースキーマの事ね。
試験に出てくる。
Azure で環境構築
あとは当然ながら実際に Azure を触りながら色々試すのが必要。
なお、このブログは以前 GCP の Compute Engine を使って動かしてたんだが、試験勉強を機に Azure VM に乗り換えた。
あとは私用で使ってる PostgreSQL で作ったデータベースを Azure SQL database で作り直した。
4. TL;DR
Azure での実際の業務経験はないけどデータエンジニア経験を元に Azure ハンズオンと模擬試験をこなせば合格出来た。
Udemy のコースが特にオススメ。て事です。